ジェニファー・クーリッジ〜自分を作り替えた面白セクシーな名脇役

コメディエンヌが大好きです。

 

コメディエンヌを探すことは、わたしの一部です。

 

さて、やっぱジェニファー・クーリッジですよね。どこでも同じような役で出てきて、笑いを作っていく、気になるコメディエンヌですよね。気になりませんか?

『NYボンビー・ガール』っていうコメディ・テレビ番組がありまして、今はわかんないですが、以前スカパーでやってて、とても面白かったです。

 

特に、主人公が女性2人なんですね。

 

原題は「2 Broke Girls(二人の壊れた/破産した女の子)」なんですが、主人公が女性のコメディってなかなかなくて、どうしたって男が主要人物として絡んできてですね、なんかステレオタイプな話になって女性が意思を発揮せず、ハツラツとしない話が多いと思うんですよ。

 

その点『NYボンビー・ガール』は、女性の主人公2人が意思を発揮してがんばるコメディなんです。そーゆー意味でも面白かったです。

 

そこに準レギュラー出演して存在感を発揮していたのがジェニファー・クーリッジです。いつでも、どこでも同じような役で出てきて、笑いを作っていくコメディアンヌっぷりが素晴らしいです。

ジェニファーと言えば、美人のような、そうでもないような、スタイル良いような、そうでもないような、でも妙にセクシーな、ファニーなオバサンの演技が天下一品な女優さんですね。

 

ほぼそんな役柄でどんなテレビ番組や映画にも出てきます。「米長流急戦矢倉」一辺倒で戦ってるのに、対戦相手はそれをわかっていながら、対応できない、みたいなもんですね。それでも笑わせてくれるわけですから、もう名人芸です。

 

そのジェニファーがスタンダップ・コメディをやってる動画がありました。面白いです。ニューヨークにある伝説的なコメディ・ナイトクラブ「Comix」っていうとこで、なんかの時に披露されたものみたいです。

 

ジェニファーは、ニューヨークのことも、ニューヨークの人のこともほとんど知らない、と。ニューヨーカーってのは、きっと野次る人が多いでしょ?と。だから、今夜練習してみますっつって、客に野次ってもらい、その応答の練習を始めます。

同じ時だと思うんですが、もう一個スタンダップをやってる動画があるので、ご紹介します。奇妙で面白いです。

 

ジェニファーがハリウッドで最初に得た仕事は、米国で1982年に公開されたメリル・ストリープ主演『ソフィーの選択』だ、と。私の出た場面覚えてるでしょ?すごく短い場面だけど、今から再現すっから。という流れです。

ちなみに「『ソフィーの選択』に出てた」ってのは、ジョークです。なんだよ。DVD買って見ちゃったよ(T_T)出てねーよ(T_T)つか、↑こんな場面さえねーよ(T_T)

 

ジェニファーのスタンダップ見て、面白くて、彼女にとても興味持ちまして、この人は普段どーゆー話し方をするんだろう、と。で、探したところ、次の動画を見つけました。

 

『NYボンビー・ガール』のキャストが一堂に会して舞台に並んでインタビューを受けています。

 

インタビューアーが、『NYボンビー・ガール』でジェニファーが演じているソフィのアクセントをどうやって見つけたのか尋ねます。

 

ジェニファーは、30年前くらいの話だけど、大学の頃の知人で、とっても美人でスーパー・モデルみたいだった人を参考にした、と答えます。笑えます。

↑この動画見て笑ったと同時にちょっと衝撃受けました。ジェニファー・クーリッジってこーゆー人なのか、と。

 

まず、やはりテレビや映画で見るジェニファーのキャラクターというのは、ジェニファー自身が、かなり誇張して作り上げたものなんだ、と。普段は知的な人なんだろうな、と。話し方とか見ると。

 

また、不必要にセクシーな格好してますが、これもご自分の決まり事なんだろうな、と。ユニフォームっていうか。

 

このインタビューには『NYボンビー・ガール』の主演2人カット・デニングスとベス・ベアーズも当然出席してて、この2人も作品の中ではかなりセクシーなので、露出の高い衣装着ても良いとこですが、みんなインタビュー受けるっていうことなのか、何なのか、落ち着いた服装してます。

 

そんな中で、あえてジェニファーだけがお色気満点でいるわけです。

 

上述のスタンダップ動画でもお色気満点な格好してますよね。ですから、きっとユニフォームなんですね。何かに出演する際の正装というか。

 

いや、そらもう、素晴らしいですよ。谷間を存分に見られる一方で、なんつーかな、仕事をする人として、プロとして感銘を受けます。ご自身の役割を、おわかりになってる、と。

 

だから、たぶん、あんまり筋トレとかもやんないんでしょうね。やんないというか、やり過ぎないんじゃないですかね。↑あの動画にあるような、締まってるような締まってないような体は、きっと苦労して作り上げてるんですよ。

 

もう一つ、一番ビックリしたのは、この人はかなり実戦で経験を積んだコメディエンヌなんだな、と。

 

上記動画の小話のパンチライン(落ち)のとこで、ジェニファーは待ってますよね?出演者や会場が静まるタイミングを待って、パンチラインがスパッと通りやすいタイミングで声を出し始めてます。

 

あぁ、この人はスゴイ、と。

 

で、さらに興味を持ちまして、若い頃はどーゆー演技をしてたんだろうと、探して見てみました。

 

日米のウィキペディアを読んでみますと、ジェニファーが出演している一番古い作品は『となりのサインフェルド』の1エピソードです。1993年に放映されたシーズン5のエピソード9です。

 

この『となりのサインフェルド』がですね、米国の国民的コメディ・ドラマでありながら、日本では全然知られておらず、私も知らなかったこのコメディ・ドラマが、今や日本で、日本語字幕付きで見られるんです。Amazonのprime videoで。ありがたいことです。

となりのサインフェルド シーズン5

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『となりのサインフェルド』シーズン5のエピソード9見てみますと、確かにジェニファー出演してます。でも、我々の知っているあのジェニファーではありません。

普通です。普通の美人です。

たぶん、ですが、ジェニファーは若い頃の活動でご自身の限界を悟ったんじゃないすかね。

 

美人だけど、驚くほどの美人ではない。

 

顔がキツいし、背も高いので、キツい性格の役を振られる。

 

結果、俳優として、自分独自の居場所みたいなのが作れない。

 

等々、そーゆーことを。

 

そこで、ジェニファーは、自分を作り変える決心をしたんじゃないすかね。戦略的決定、と言いますか。

 

豊胸して、体の露出を高めよう、と。

 

そして、映画『アメリカン・パイ』のステファーのママとして、米国でブレークします。

さらに、そこに止まらず、その後は、作り笑顔と高めの声を操って、面白感を追加していった、と。

 

素晴らしいですね。賢い女性ってのは、素晴らしいです。

 

そんな、自分を作り替えて面白セクシーな名脇役になった素晴らしいコメディエンヌがジェニファー・クーリッジではないでしょうか。

 

ま、かなりの部分推測ではありますけど(笑)